チューク諸島(トラック諸島)はチューク州の人口およそ4分の3が住む島々である。
チューク州は、ミクロネシア連邦を構成する4州のひとつで、最も人口の多い州である。
(引用:wikipedia 「ミクロネシア連邦」「チューク州」「チューク諸島」)
各地図での表記 – チューク諸島(トラック諸島)-
表記(異表記) | 参考資料1 | 参考資料2 | 参考資料3 |
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トラック諸島 | ![]() |
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チューク(トラック)諸島 | ![]() |
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チューク諸島 | ![]() |
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<現地で観光案内などをされているトラックオーシャンサービスさんのサイト>
チューク諸島のいろいろな地図もあります。「チューク諸島」と「トラック諸島」はいったいどちらが正しいのか?
現地に30年以上お住まいの方にお聞きしたところ、どちらも正しい呼び方のようです。以下、引用です。
ブログ・Poco通信『Chuuk・チュークとTruk・トラック、どちらが本当?』より 2006年1月27日掲載
トラック島をご存知だった方達にとって、チュークって何・・・?
と思われる方が多いのではないでしょうか。
現地語では、トラックの事をチュークと言います。
『チューク』とは現地語で『山』を意味します。
そう、チュークは山なんです。トラック環礁は、巨大な2重式火山から成っています。
地理上の発見と言われた大航海の時代、ミクロネシアの島々も次々とヨーロッパ人達によって発見され、紹介されていきました。チューク諸島もその頃、沢山の航海者達によって調査・報告されていきました。その時にチュークと言う音にヨーロッパのアルファベット、T・R・U・Kを当てたのが、TRUKの始まりです。当時の航海者達の報告書や航海日誌等を読むと、殆どが『TRUK』という名前で紹介されています。
『チューク』は現地の呼び方、『トラック』は西欧的な呼び方、と理解してください。
最近、チュークという呼び方が普及しているのには訳があります。
チューク地方は、20年ほど前に、ミクロネシア連邦の一員として独立を果たしました。
その独立を契機に、従来の呼び名『チューク』を公式名としようと言う事になりました。
そこで最近、チュークと言う呼び方を多く聞くようになってきた訳です。
パラオがベラウ、ポナペをポーンペイ、と呼ぶのも全く同じ理由からです。
どちらも正しい呼び方です。
上記、「《 南国便り 》 ミクロネシア・チューク(トラック)諸島」は現地の様子が紹介されている面白い、おすすめのブログです。